病気について

アレルギー性鼻炎

主に鼻粘膜をアレルギーの反応の場所として、くしゃみ・鼻水・鼻づまりを三大症状とする疾患のことをアレルギー性鼻炎といいます。
アレルギー性鼻炎には、通年性(ホコリ・ダニ)と季節性(花粉症)があります。

1.レーザー治療

鼻の中の粘膜に弱い出力のレーザー光を当てて、粘膜の腫れ、むくみをとり、花 粉やダニ、家のホコリなどに過敏になった粘膜の感受性を低下させる方法です。
患者さんによって異なりますが、2回から3回の照射が必要です。
手術時間:10分(術前検査不要)

2.高周波凝固治療

ハウスダストなどの通年性のアレルギー性鼻炎(特に鼻づまりがひどい患者さ ん)の患者さんやレーザー治療の効果がなかった患者さんに対しては高周波凝固 装置を使用して治療を行なっております。下鼻甲介粘膜下を特殊なプローブ(針 のような物)を用いて焼灼するため、下鼻甲介粘膜の容積が縮小するため、鼻づ まりで特にお困りの患者さんにお勧めしております。
手術時間:10分(術前検査必要)

鼻中隔湾曲症

鼻中隔とは、左右の鼻の穴を分けている“つい立て”の事をいいます。その鼻中隔が左右どちらかに曲がっている事を鼻中隔弯曲症といいます。
日本人の80~90%はどちらかに弯曲しているといわれています。

鼻中隔矯正術

鼻中隔弯曲症に対して、手術的な治療の対象となる患者さんは、鼻づまりがひどい方や、鼻中隔が曲がっていることにより副鼻腔炎が治らなかったり、鼻づまりがあるために睡眠時無呼吸がある方などが手術の対象になります。 (鼻中隔弯曲症で手術対象になる患者さんは、アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎を合併している事が多いので、ほとんどの場合、上記の高周波凝固治療も合わせて行っております。)
手術時間:30~60分(術前検査必要・要予約)

副鼻腔炎

顔の骨の中に、鼻を取り囲むようにいくつかの空洞があります。これらを総称して副鼻腔と呼んでいます。どの空洞も一部は鼻の内部である鼻腔に通じています。
風邪などに引き続いて、副鼻腔に炎症がおこる事を急性副鼻腔炎といい、この状態が慢性化した状態を慢性副鼻腔炎といいます。自覚症状は膿性鼻汁、鼻づまり、後鼻漏、嗅覚障害、頭痛などがあります。

1.保存的治療(少量マクロライド療法)

少量のマクロライド系といわれる抗生物質を約2~3ヶ月の間、内服して頂くことにより、鼻汁の分泌を抑えたり、免疫力を高める作用があります。
この治療を行なう事により、70~80%の患者さんは、症状が軽減されます。

2.手術的治療(内視鏡下副鼻腔根本手術)

少量マクロライド療法を行なっても症状の改善が見られない場合や、大きな鼻茸があり、保存的治療を行なっても、改善が見られない事が予想される場合は、手術的治療を行ないます。 内視鏡を使用し、鼻茸や副鼻腔の病的粘膜を切除・吸引し、鼻腔と副鼻腔の交通路を広く解放する手術を行ないます。術後の治療も非常に重要で、少量マクロライド療法と鼻処置をする事により、徐々に副鼻腔粘膜が正常化していきます。その術後治療を怠ると再発の原因になります。
手術時間:60~90分 (術前検査必要・要予約)

急性中耳炎

風邪などの上気道炎症状があるときに、上咽頭(鼻の奥)に感染したウイルスや細菌が、耳管と呼ばれる鼻と耳をつなぐ管を通して、中耳腔に感染する事で発症します。症状としては耳痛、発熱、乳幼児においては機嫌が悪いなどがあります。

1.保存的治療

抗生物質・抗炎症剤の内服、鼻処置にて効果を見ます。

2.鼓膜切開術

耳痛が非常に強い場合や高熱がある急性中耳炎は鼓膜切開を行ない、中耳腔にたまった炎症を排出させます。

滲出性中耳炎

鼻水が多く耳管機能障害が起こったり、急性中耳炎の後、耳管からの排泄が障害されている場合、中耳腔内の炎症が持続し、滲出液の分泌が継続して滲出性中耳炎に移行していきます。症状としては、難聴ですが、痛みや発熱がないため、お母さんが“子供が返事をしない”“テレビの音が大きい”などを気にされて受診し、はじめて見つかることも少なくありません。

1.保存的治療

滲出性中耳炎のとき、たまっている滲出液の量が少量の場合などは、鼻処置・内服薬にて経過を見ます。

2.オトベント

鼻をかむことが可能なお子さんであれば、オトベントという器具を購入して頂き、ご家庭での治療を指導することもあります。

3.鼓膜切開術

鼻処置や内服薬での治療を行なっても改善がみられない滲出性中耳炎は、鼓膜切開を施行します。

4.鼓膜チューブ挿入術

鼻処置・内服薬・鼓膜切開術などの耳鼻科的治療を2~3ヶ月行なっても、滲出性中耳炎を繰り返す患者さんは、難治性滲出性中耳炎と呼ばれます。 そのような患者さんは、鼓膜チューブ挿入術を行ないます。 局所麻酔で手術が出来る患者さんは、当院にて行ないますが、全身麻酔が必要な小さなお子さんは、他院にご紹介して手術して頂きます。

イビキの治療

イビキは、横になると舌が落ち込むことにより喉の奥が狭くなるため、口蓋垂(いわゆるのどちんこ)などの軟口蓋が揺れることにより起ります。
イビキが小さくても周りの方が迷惑であれば治療の対象となります。したがって、受診の最も多いのは、パートナーからの指摘によるものです。
実際カメラでのどの奥を観察します。口腔内が原因のいびきであれば、レーザーを使用し軟口蓋形成術を施行します。 口蓋垂過長症・扁桃肥大・習慣性扁桃炎がある場合は、高周波粘膜下凝固も併用します。 睡眠時無呼吸症候群が伴っていれば、治療の効果は半減しますので、まず確実な検査が必要です。
軟口蓋形成術(術前検査必要・要予約)

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